南アラバマ大学でコミュニケーション学と英語学、ジョージタウン大学院にて日本語講師を勤めながら同大学院で英語教授法修士号、4年間で学士・修士号を取得。元カプラン・ジャパン代表。故松本亨博士の「英語で考える」を継承したユニークな指導方法は、米国ABC放送や、ウォールストリートジャーナル誌の表紙記事など海外でも紹介される。新TOEICテストが初施行された2006年5月公開テスト/990点満点。2007年1月第1回新TOEICスピーキング・ライティング公開テスト/各200点満点。次世代TOEFLテスト公開テスト/リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングセクション各30点満点。
幼少期からShow&Tellなどを通じてプレゼンの訓練が導入されているアメリカの教育に対し、おとなしく座って受け身の日本的教育を受けてきた我々は「プレゼン能力」が圧倒的に不足していると感じていました。
でも英語スピーチをしっかり学ぶと絶対的に大きな自信と度胸がつきます。まずはスピーチの構成も学びながら自分の言いたいことをアウトプットしてみますが、石渡先生からのコメントや質疑を通じ、徐々に頭が整理され長くまとまりの無かった内容がより端的に伝わるようになっていきます。
そして練習を通してステージ上の動き、目線、身振り手振りなど、プレゼンテーションの所作もしっかり学べます。プレゼンは聴衆がいて初めて成り立つので、一人では練習できません。仲間からフィードバックが得られることはとても貴重でした。
昨年11月に2千人規模のexhibitionにゲストスピーカーとして登壇しましたが、モニターを使用しながらの日本語でのプレゼンは緊張することもなく楽勝!TEDスピーカーのようにアイコンタクトやジェスチャー、声の抑揚を意識して話し、見ていた先輩からは「偉そうだった」と言われたほどです(笑)。これまでの控えめなサラリーマンのイメージから変わり、英語だけでなく、多方面にわたる効果を実感しています。
政治家も企業家も記者会見で原稿を読んでいる様子を見ていると、なかなか人の心に届かないらない、ということに気づきます。日本にはパブリックスピーキングをしっかり学ぶ機会はありませんが、石渡先生のスピーチトレーニングを通して、人に伝わるようなシンプルな言葉使い、時系列、登場人物、背景、伝えたいこと、最後は観衆を勇気づけるメッセージ、笑いを取り入れて関心を引く方法まで学ぶことができました。
自分が伝えたい内容を自分らしいエピソードと共に時間内にまとめ、何度も練習し、発表することを通して、自分のメッセージを身体で覚え届けることができます。また練習中、一人でなく他の方々からさまざまなフィードバックを得ることはとても貴重なことで、自分が気づかなかった文脈の弱さにも気づくことができました。
職業柄、滅多にステージでマイクをもつ機会はありませんが、スピーチ練習を通して、急にプレゼン頼まれた時にも臆さず引き受けられる度胸が付きました。英語もそうですが、英語力以上のコミュニケーション能力やプレゼン能力まで上達することができたと、我ながら自画自賛。
今では、観客とのキャッチボール、呼吸感をとても面白く感じています。石渡特訓を一言で表すなら「プレゼン筋トレーニング」です。
パブリックスピーキングを学ぶことや実践を通じて、大きな気づきは、誰もが自分だけの「物語」を持っていてそれぞれの「物語」こそが、人々の心に響く力を持っているということでした。スピーチを考案し編集しながら作り上げていく過程は、自分自身を見つめ直す「内省」する時間そのもので、私にとって非常に貴重なものです。
また人前で発表することにより、聴衆とのつながりを意識し、メッセージを魅力的に伝えるために、どのような話し方や身振り手振り(体や手の動きを含む)が適しているかを意識するようになりました。そして、練習を重ねることで少しずつ実践できるようになってきています。
私はとても緊張しやすい性格でしたが、この点も徐々に克服しています。発表会は多くの人にとって苦手かもしれませんが、フィードバックを得ることができる貴重な機会であり、多くを学び、励まされます。スピーチの実践を重ねることで他の人のスピーチを聴きながら“ポイントを掴む”スキルも習得しているように感じています。
私は、日本に住む外国にルーツを持つ人々を支援することをライフワークとしていますが、スピーチの練習は、このような英語でのコミュニケーションや人との繋がりを深めながら進めるプロジェクトにとても役立っています。石渡特訓を一言で表すなら「ミラクル」です。
「聞き手のために全力を尽くすこと」。この視点はスピーチ練習において自身の思考と行動を明らかに変化させてくれ、貴重な発見と学びに繋がりました。
約25年間インターネットビジネス に携わり合計7社で仕事をしてきましたが仕事でも日常生活でも「聞き手目線」のフィードバックをここまで得られることはありません。 良いスピーチとは中身(contents) と伝え方(delivery)の掛け算で決まると考えます。
石渡先生の特訓は「聞き手」を意識してこの両方にアプローチしてくれます。不必要な言葉をそぎ落とし、表情、声色等を総動員してインパクトのある英語と共に伝えたいことを伝える。発表をしてみると、聞き手からの歓声や笑い声、表情等を直に感じられることも、素直に気持ちが良く嬉しいものでした。自己肯定感も高まり、いつもと違う自分を演じられる楽しみすら発見できます。
語彙力、読解力、作文力等はある程度独学で向上することはできますが、「人に伝える力」を向上することは独学では不可能。やはり聞き手の立場に立ってフィードバックをしてくれる仲間、そして石渡先生のような精通したプロフェッショナルからの徹底指導が必要です。「目的は人に伝えること。言葉はその手段。」ここに深く気づいたことで、益々学習意欲が高まりました。
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